こんにちは。
美髪美容師の亀山です。
基本的に髪質改善系のネタしか上げていませんが、実はカラーめちゃくちゃ得意なんです。
しかも、髪質改善に特化してからより毛髪に対しての知識が深まり
ダメージレスで叶う、カラーデザインの幅が広がりました。
こんな赤みのない透明感カラー憧れますよね?
でもよく言われません?
『あ〜これブリーチ必要ですね』
って。
もちろんブリーチをすれば確実に出せる色味です。
ですがめちゃ傷みます。色落ちもめちゃ早いです。
いかに最近のブリーチは傷みづらい(ケアブリーチとかね)とはいっても
やっぱり傷みます。
そう。
“傷む”ってお客様も嫌だし、何より僕がめちゃくちゃ嫌です。
だから僕はさっきの様な透明感のある色味を出す時は
【ブリーチなしのダブルカラー】を選択します。
ですが、そうは言っても色々条件はあります。
①アンダー(元の明るさ)が12レベル以上であること
②黒染めや暗染めの履歴がないこと
③細く、柔らかい髪質であること
この3つの条件を満たしている方は容易に透明感カラーが手に入ります。
この上の写真を見てください。
このお客様はブリーチをしていません。
でもかなり透明感のある色に仕上がっています。
何故か?
3つの条件を満たしているからです。
・アンダー(ここでいうBefore)がギリギリ12レベルになっている。
・暗くした履歴がない
・髪質がどちらかというと柔らかめ
ブリーチをしていないからダメージレスだし、色持ちも良いです。
③の条件に関してはなんとかできるパターンが多いですが、②の黒染めなどが入っているとブリーチなしで透明感を出すのはほぼ100%無理だと思ってください。
そして1番大事なのが①の条件のアンダーの明るさです。
よく美容室でみると思います。
これは髪の明るさのチャートになります。
先ほど書いた12レベルが
この明るさです。
これが1つのボーダーラインだと思ってください。
ご来店の際にすでにこの明るさなっている場合、ワンカラーで透明感が手に入ります。
ですが
この4〜11レベルの明るさでご来店されたお客様は
まず12レベルまで明るくする必要があります。
ブリーチではなく、カラー剤の1番明るいもの(ライトナー)で1度明るくして
5レベルの濃いカラー剤をオンカラーします。
オンカラー時の配合はなりたいイメージと、12レベルまで明るくした時の赤みの残り具合でパーソナルに変えます。
ご自分の髪質、今の明るさって正確に分からないですよね?
透明感カラーにしたい方はまず、担当の美容師さんに相談してみて下さい。
安易に、なんの説明もなく『ブリーチしましょ♪』って言ってくる美容師さんは
ちょっと疑ったほうがいいかも、、、ww
髪を綺麗に保つのはすごく大変です。
ですが傷ませるのは一瞬。。。
大切な髪です。
高難易度の施術、デザイン性の高い施術は信頼できる美容師さんにお願いしましょう。
お問い合わせ、質問、事前カウンセリングをご希望の方は
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ではまた次回のブログで。
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